タイ旅行の注意点と安全対策
【チップ】
基本的にチップの習慣はありませんが、ホテルで個人的な用を頼んだら、サービスに応じて10〜50バーツ程度を渡すのが慣例。サービス料が含まれていない大きなレストランでは、総額の10%程度を支払います。
* レストラン
サービス料が含まれているような中級以上のレストランではおつりの小銭を、サービス料が含まれていなかったら支払い額の10%程度。
* ホテル
荷物を運んでくれたボーイやルームサービスに20バーツ程度。
*タクシー
不要。
*タイ式マッサージ
一般的な店なら満足度に応じて50〜100バース程度。
【飲み水】
水道水は飲まないようにしましょう。特に不衛生な場所では、生水を絶対に飲まないこと。ホテルの備え付けの水は飲めますが、心配な人はミネラルウォーターを飲みましょう。レストランや食堂では、有料のミネラルウォーターを注文したほうが賢明です。
【治安やトラブル】
タイの治安は悪いほうではありませんが、最近はパスポートの盗難やスリ、ひったくりなど、日本人が犯罪に巻き込まれるケースが増えています。十分に注意しましょう。市場など人込みの中や、観光客風のグループに道を尋ねられ、説明している間に財布をすられる、ぼんやり路上を歩いていて、後ろから来たバイクにバッグを奪われるなどのケースが増えていますので、決して油断しないようにしましょう。
また、英語やカタコトの日本語で話しかけてくる人は、怪しいと思ってまず間違いありません。
【マナー・習慣と文化の違い】
* 喫煙
タイは禁煙先進国です。列車やバスなどの交通機関、公共施設の大半が禁煙で、空調設備のあるレストランは全面禁煙です。違反者には2,000バーツの罰金が科せられるので注意しましょう。
* 寺院での服装
寺院は特別な聖域です。肌が露出するタンクトップ、キャミソール、短パンなどの服装は避けること。
* 写真撮影
多くの博物館の館内、特別な寺院の内部や本尊は撮影禁止です。タイでは仏像はすべて聖なるものです。触ったり上に乗ったりして記念写真を撮るのも厳禁です。
* 寺院でのお布施
寺院ではタンブンといって、お布施をする習慣があります。20バーツ程度を。
* ゴミのポイ捨て罰金です!
バンコクなどタイの都市部では、条例によって路上でのタバコの吸殻、ゴミのポイ捨て、唾吐きが禁止されています。繁華街などでは警察官が監視しており、見つかると最高2,000バーツの罰金が科せられるので注意しましょう。
【トイレ事情】
ホテルや高級レストラン、デパートなどは、洋式の水洗トイレで、トイレットペーパーも完備。公衆トイレは、ほとんどが汲み置きの水で流す方式です。公衆トイレは1〜2バーツの有料が多く、トイレットペーパーも有料です。地方では紙を売っていないトイレもあるので、準備を忘れずにしましょう。